【自作ジグヘッド(はんだタイプ)】少し難しいが自作する価値あり!部品単価27円で製作できた
公開日: 2022/10/25
こんにちは、@ぽちゃさん2.0です。
誰も興味のないオッサンのブログにお付き合い頂きありがとう。
今まで、瞬着タイプの自作ジグヘッドと、
エポキシタイプの自作ジグヘッドを
紹介しましたが、
確実なジグヘッドを自作する方法は、
はんだタイプが一番だと思います。
意外と自作ジグヘッドに多いのは
ヘッドの外れです。
このはんだタイプの自作ジグヘッドは、
使っているうちにヘッドだけ
外れるというトラブルに
見舞われた事は未だ一度もありません。
ただ、はんだを使うので
慣れないうちは上手く出来なかったり、
火傷をしてしまう事がありますので危険です。
ですので、
十分に気をつけて作業してくださいね。
それでは、
はんだを使って
ジグヘッドを自作してみましょう。
目次
必要な部品・道具
- ジグフック
- ガン玉(3B)
- はんだごて(温度調節式が望ましい)
- 線径1mmのヤニ入りはんだ
- ヤスリ
- 作業スタンド(自作)
製作手順
1.ジグフックにヘッド(ガン玉)を取り付ける
ジグヘッドフックに、
手でガン玉を動かない程度に挟みます。
この時点では、
フックにガッチリ挟まなくても
問題ありません。
@ぽちゃさん2.0は、
気合を入れて思いっきり指で挟みますが、
次第に痛くなってきますので
ラジオペンチを使う方が無難かな。
2.はんだごてを温める
はんだごてはすぐには熱くなりませんので、
温度を設定して熱くなるまで
しばらく待ちます。
少し温度が高いような気がしますが、
いろいろ試してみた結果375℃が
一番使いやすいように感じました。
3.部品を加熱する
部品を加熱しないで、
はんだを流し込もうとしても、
上手く溝に流し込めません。
はんだごてを、
ガン玉に約10秒当てて
熱を入れるようにします。
あまり長く当てると
ガン玉が溶けてしまうので
注意して下さい。
4.溝にはんだを流し込む
溝にはんだを流し込みます。
部品が温まっていると、
スッとハンダが流れ込みます。
うまく流れ込まないようなら、
手順3に戻って
部品に熱を入れるところから
やり直しましょう。
▼プリント基板用のヤニ入りはんだを使用しています。
5.冷まして重量確認
制作したジグヘッドが冷めたら
重量を測ります。
いくつか制作すると、
大体どの程度はんだを流し込めば、
このくらいの重さになるというのが
分かってくるようになります。
重さに多少のバラツキがあっても
気にならない人は、
この段階で完成でいいと思います。
もっとシビアに制作したい人は、
重さを揃える方法に進んでください。
重さを揃える方法
ヤスリで整形する
ヘッドをヤスリでフラットに削って、
水受け部分を作ります。
これを作ると水の抵抗が増えて、
海中でのジグヘッドの位置が
把握しやすくなります。
少し削っては重量を量り、
目的の重さになるまで繰り返します。
▼目的の1gになりました。
制作のコツ
制作スタンドを用意する
ジグヘッドを固定しないと、
はんだ付けができないので、
バイスなどを使うようにします。
@ぽちゃさん2.0は、
専用のスタンドを自作しました。
余っていたツーバイフォーの端材に
スタンドとL型の金具を
ねじ止めしています。
L型の金具には、
ネオジム磁石といいう
超強力な磁石を貼り付けていますので、
ガッチリとジグヘッドが固定できます。
尚、ネオジム磁石は
ダイソーにも売ってます。
はんだごての温度調節
あまり温度が高すぎると
ガン玉が溶けてしまいますし、
低すぎるとはんだが溶けませんので、
はんだごての温度調節は重要です。
はんだごては375度に設定します。
部品に熱を入れる
溶けたはんだが
うまく溝に流し込めないのは、
部品に熱が入っていないのが原因です。
10秒位はんだごてを部品にあてます。
はんだタイプのメリット・デメリット
メリット
- ジグフックとヘッド(ガン玉)の
固定が強力で外れない。
デメリット
- 慣れないとはんだづけの難易度は高い。
- はんだを流し込むので重量の調整が難しい
今回使用した部品
アルカジックジャパンのジャックアッパージグフック#10アジ鈎ベース
15本入り300円(1本あたり20円)を
Yahooショッピングで購入。
YO-ZURI のガン玉3Bサイズ
18個入り128円(1個あたり約7円)を
Yahooショッピングで購入。
1個あたりの製作コスト
ジグフック20円+ガン玉7円=合計27円
実際には、
はんだや道具代がかかっているので
この金額が正確とは言えませんが、
だいたいでお考えくださいね。
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