【88ccにボアアップしたリトルカブ3速のスプロケット(フロント16T・リア37T)】交換後の乗り心地

Myリトルカブ
公開日: 2020/09/06

スプロケ16×37の乗り心地

こんにちは、ぽちゃさんです。
誰も興味のないオッサンのブログにお付き合い頂きありがとう。

50ccの時は平地での走行が最高に心地良かったリトルカブのファイナル(16T-37T)ですが、発進&登坂能力に関しては全くダメでした。

そこで平地での乗り心地をキープしつつ、発進&登坂能力を改善するために88ccにボアアップしたのですが、これが意に反した乗り心地になってしまいました。

結論から言うと

登坂能力・・・劇的にアップ
発進・・・少しアップ
平地・・・乗り心地ダウン

と言った想定外の結果になってしまいました。

ちなみに、ボアアップの目的は登坂能力の向上だったので、速度に関しては50cc時代のまったり30km/h走行を基本にしています。
要するに「坂さえ登ってくれればそれでいい」という目的のボアアップでした。

ですので、キビキビ走りたいのであれば、今回の2次減速比はそれほど悪い選択ではないと思います。

ではそれぞれ、上り坂・ゼロ発信・平地に分けて、どのように変化したのかもう少し詳しく説明してゆきましょう。

88ccにボアアップしたリトルカブの2次減速比16T-37Tでの走行感

上り坂

これは文句なしに改善されました。

50ccの時は緩やかな坂でも3速では減速、2速にシフトダウンするとエンジンが唸(うな)っているにもかかわらず徐々に減速していく状況でしたが、ボアアップ後は3速でもグイグイ登るようになりました。

ただ、少し勾配がキツくなると88ccでも2速にシフトダウンしないと徐々に減速してしまいます。

シフトダウン後は、再びグイグイ登り始めるのですが、30km/hにもなると相変わらずエンジンが唸(うな)っているので、自分的にはあまりよろしくない状況です。

もう少しギア比をロングにして、2速でも余裕を持って30km/h出せるようにしたいですね。

ゼロ発進

1速発進でも少しもっさりした感じです。
坂道発進になると、当然ながらさらに遅くなります。

50ccの時よりは改善されましたが、今でも原付スクーターには余裕で負けます。

ただ、ゆっくりアクセルを開けてもあっという間に1速で頭打ちになりますので、すぐに2速にシフトアップしないといけません。
そして2速に入った時点ではパワーバンドから外れるほど回転数が落ちてしまうので、なかなか思ったような加速をしてくれません。

かと言って2速発進ではママチャリ以下の発進になってしまいます。
もう少し1速で引っ張れたらと言うのが本音のところですね。

平地

平地での30km/hキープの走行フィーリングが悪い方に変化しました。

少しアクセルワークに対する反応が神経質になったと言うか、このあたりからパワーバンドに入るみたいで、アクセル操作に対して結構リニアに反応する領域なのか、パーシャルで一定の速度を維持するのにギクシャク感があり運転していて疲れてしまいます。

ミッション付きのオートバイに乗った事がある人なら分かってもらえると思いますが、パワーバンド内でのパーシャル走行って結構難しいじゃないですか。そんな状態です。

88ccにボアアップしたリトルカブは、エンジンから力強さが伝わり気付かないうちに40km/hくらいは出てしまっています。
例えると、馬に乗っている感じです。(乗った事ないけど)

こんなこと言うと「パワフルになって何が不満やねん」って叱られそうですね。(^_^;)

まぁ、走りを楽しむのにはこれで結構いい感じなのですが、ぽちゃさん的にはちょっと不満を感じています。

50ccの時に気に入っていたあの、のんびりとしたトコトコ走る感じ。
そう、カピバラに乗ってるような感じ(乗った事あるんかいっ!)というのが心地良かったのです。

まとめ

トコトコまったり走行をするためには、16T-37Tでは全体的にファイナルが少しショート気味ですね。

1速をもう少し引っ張りたいのと、2速で30km/h走行時に余裕が欲しい。
あとは、3速で30km/h走行時のトコトコ感が不足しているので、このあたりを今後改善してゆけたらと思っています。

現状では、25km/h走行時の鼓動が最高に気持ちいいので、これを30km/h走行時に持っていきたいですね。
このリトルカブに速さは求めていないので、これらが今後の改善点です。

ちなみに、16T-37Tというギア比は街乗りではキビキビと非常に乗りやすかったですよ。

 

【追記:2021.04.22】
自分的には、16T-30Tがベストファイナルのように感じます。
乗り心地に関しては、こちらの記事をご覧ください。

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