右手は麻痺していても字のクセは残っていた
日記
公開日: 2025/01/23
公開日: 2025/01/23
病気を発症して以来、
右手が不自由なため、
文字を書くのは非常にゆっくりです。
無理してでも早くは書けないため、
電話をしながらメモをとるのは、
かなり困難です。
ただ、
字を書くのは遅くてぎこちないですが、
以前のように、
紙の上でペンがビーッと走ることは
なくなりました。
それだけでも進歩したと思うのですが、
更に、
当時とは比べ物にならないくらい、
しっかりした字になっています。
そして、その字には、
はっきりと
”クセ”
が残っているのです。
右上がりや、
繋げて書くところ、
特に数字なんか、
病気になる前とそっくりです。
自分で書いた字なんで、
当たり前と言えば、
当たり前なのですが…
字を書くための筋肉の動かし方は
脳が忘れているようですが、
クセが残っているということは、
脳がそのための筋肉の動かし方は
”忘れずに覚えていた”
ということなのかな?
自分で書いたクセ字を眺めてると、
懐かしく愛おしく感じて
何だか照れくさいですが、
ズーッと見ていても、
なぜか飽きることもなく、
何だか嬉しいものです。
子供が小さい時の写真を
見ていると言ったら
分かりやすいでしょうか?
肝心なことを忘れてる割には、
どうでもいいことは覚えている
人間の体って、
不思議で面白いですね。
天然時間まで433日